
めまぐるしい動きに精神も思考も対処できないまま一週間が経過した。Covid-19という危機にも一通り気が滅入ったものの、その根本にあるのはウイルスという未知の存在への恐れであったのに対し、いまの事態はいかに得体が知れなくても、どこまでも人間の問題。良きにつけ悪しきにつけ、あらゆることが表面化して剥き出しになり、また信じ難いようなことが次々といろんなレベルで引き起こされる。自分が今まで怠惰に見過ごし目を背けてきたものの多さも自覚し、猛省する。
何の専門家でもないので、メディアとSNSに溢れる大量の文字と映像を追い続け、自分の考えを確かめながら、状況が今以上に悪化しないことをひたすら祈ることしかできていない。
唯一、Twitterに流れてきた動画を見て自分の関心から考えざるを得ないと思ったのは(そのタイミングは今ではないけれど、そしてもう誰かがすでに色々と言っていると思うけど)、かつてちん○で愉快な音楽を奏でて人々の笑いをとり、ピンヒールを履いて踊っていた男性が、いま一国のリーダーとして国を守り、世界の人々の希望をも託された“英雄”になっていること。そしてその指導者のもとでは前の世紀と変わることなく、男性たちが、祖国にとどまり戦うことを強制されているということ。
無力なりに祈ること、向き合い続けることが、当面やらなければならないことだと思っている。
