Musée Flaubert et d’histoire de la médecine

Rouenの記録その②。主な目当てであったのが、ギュスターヴ・フロベールの関連を見ること。ルーアンはフロベールが生まれた街で、『ボヴァリー夫人』の舞台のひとつでもある。

フロベールの父は外科医であったが、この施設も医学史のミュージアムとして開館している。昔使われていた薬草の紹介、解剖模型、動物の剥製などが飾られたcabinet de curiosité(驚異の部屋)の再現、病院のベッド、歯科医の椅子、産婆用に使われていた妊婦と胎児の模型などが展示されていて、規模は小さいながら、雰囲気も相俟って見応えがあった。


« Fille de la Charité » fin XIXe – début XXe siècle
Poupée, porcelaine peinte, tissu, coton, carton, cuir

フロベールが生まれたという部屋や、彼の家族や近親者を紹介するという趣旨の一画もあった。そこで知ったのは、彼が自分の肖像や写真が広められるのを嫌がったということ。あの最も有名な肖像しか知らなかったけれど、あれ、なかなかいいと思うのだけどな。

フロベールの生まれた部屋

こちらにきてあらためて実感したのは、自分が「聖地巡礼」的なものが好きなのだということ。作家のゆかりの地を巡りたくなるというのは、もちろん研究のためとかいろいろ理由づけはできるけれど、やはり根本的なオタク気質のせいだと思う。

街中にあるフロベール像。像の目の前にペタンクのフィールドがある。

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