« Pourquoi les Japonaises sont-elles antiféministes ? » Madame Figaro

Madame Figaro, le 26 février

同じフロアに住むマダムによく雑誌(とTVガイド)をお譲りいただくのだけれど、昨日もらったMadame Figaroに « Pourquoi les Japonaises sont-elles antiféministes ? (なぜ日本の女性はアンチ・フェミニストなのか?)» というなんとも扇情的なタイトルの記事が掲載されていた。執筆者はフランス人ジャーナリストで、日本での取材歴がとても長い方みたい。

いろんな意味でしんどい記事だった。日本においていかにフェミニズムが成功していないか、発展途上であるかを政治、社会的に考察するもので、専門家と活動家の方々のコメントが引用されている。トピックとしては、国会議員や閣僚をはじめとして権力の座にある女性が往々にして反フェミであるということ(自民党、安倍元首相はかなり痛烈に批判されている)、日本人女性の労働条件と就業状況(一般職と総合職の区別とかも)、MeTooをはじめとするムーヴメントの不振、学校の性教育、リプロダクティヴ・ヘルス・ライツの遅れ、夫婦別姓問題など。

基本的にはおっしゃる通りとしか言いようがないので、自国の絶望的な状況を外国語で再確認せねばならない、というのがしんどさのひとつ。まあそれは置いておいて、しかし紙幅の限られた記事だから仕方ないとはいえ現状分析としては相当に単純化されてしまっていること、これまで生じた運動やアクションとそれが生み出したポジティヴな効果についてほとんど取り上げられていないのが少し引っかかった。キャッチーな記事のタイトルが示すように(内容を読む限り、「日本人女性」を主語にするのはややミスリーディングではないかと思うが)、論調としては、欧米の現在のフェミニズムを基準として、日本の後進性をひたすらあげつらうというスタイルに、もやもやしたというのも否めない。

検索したらWeb版にも会員限定記事としてアップロードされていて、コメントをチラッと見てみたら、「日本人女性がアンチ・フェミニストなのは彼女たちに思慮分別があるからだ」、的なコメントばかりであった。

雑誌をくれたマダムはこの記事のところにわたし宛に付箋を貼って、色々勉強になったとメモしてくれていた。日本に興味を持ってくれて、知ってもらえることはとても嬉しいのだけれど、ね。

コメント

コメントを残す