• 初めての絵金! 血飛沫のない絵はほぼないのでは? というほどに、ぶったり刺したり斬ったりことごとく凄惨な迫真の場面…… のはずなのに、どこかおどけて愛嬌があるので、たとえば月岡芳年の無惨絵などと比べてぜんぜん怖くない、なんだかバロックな猟奇劇(?)を見ているみたい。極彩色のどぎつさとちょっと外した茶目っ気とが人々の心を掴んで、長く土地に根付いて愛されているのかなと思いました。

  • 新しい『嵐が丘』の映画が2026年公開のとのお知らせにそわそわしていたタイミングでイメージフォーラムにて2011年の『嵐が丘』🪾🌫️

  • 今年は藤田嗣治の生誕140周年だそうで、国内で複数の展覧会が開催されている。藤田は昔からなんとなくけっこう好きな画家、だったのが、折に触れて惹かれてやまない作品に出逢うことが続いてずぶずぶ魅力に嵌ってゆき、いまやかなり大好きな画家になってしまった。直近で見た東京での二つの展示も素晴らしく、解説を読んでみると、研究のうえでもまだまだこれから熱いのかしら? とわくわくしました。

    しかも、なんと、というか必然なのかもしれないけれども、お人形の観点からもとても興味深い画家のはずなので、いつかきちんと調べてみたい。

  • 枯れてしまった薔薇の弔い🥀 として、時間さかのぼり現実逃避ポスト。しばらくいろいろな面で余裕がなく、また日本と世界の情勢を直視するほどに心を削られる日々のため、劇場のなかで過ごす90分や150分は、何にも妨げられず惑わされない、外界から遮断された貴重な瞬間のひとつなのだと思えてくる。もちろんそんなことは前から知っていたはずだけど、その有り難みを最近とみに痛感する。(大して行かないわりによく寝てしまうけど)

    これほど危機が誰も彼もの間近に迫る現況では悠長な願いであるものの、竜子さんのように黒い薔薇を美しいと主張することも許される世界であってほしいし、そうであり続けるよう動いていかねばならないとも思います。

  • 2025年3月18日