• Joueuse de tympanon, 1784

    ドイツの時計職人Peter Kinzingによって制作されたティンパニを弾く貴婦人。フランスの王室に贈られ、1864年にフランス国立工芸院に寄贈。

    展覧会ポスターはL’Homme Machineの文字にスカートを剥がれた写真が良いし、所蔵先のMusée des Arts et Métiers のページの写真もとってもおフェチで素敵です。

    https://www.arts-et-metiers.net/musee/automate-joueuse-de-tympanon

    弾いてる動画もあります。ほんとに可愛い。

  • « Laure de Berny, grande égérie de Balzac »
    https://fb.watch/faVo6BzIix/

    バルザックの恋人であり、ミューズであり、『谷間の百合』のモルソフ夫人のモデルともなったロール・ド・ベルニー(Laure de Berny)についてのfrance.tvのムービー。

    1821年に22歳のバルザックと出逢った当時、彼女はすでに45歳で、9人の子どもの母親だった。
    猛烈にアプローチをする青年に対し、ロールははじめは娘と結婚するよう勧めるが、バルザックが愛していたのはあくまでも母親である彼女だった。一度二人が関係を結んで以降、彼女は精神面、金銭面での大きな支えとなり、彼の原稿を読み、執筆の才を高めもしたのだが、何よりも決定的であったのは、バルザックの書くものを全面的に肯定し、彼に欠けていた自信を与えたことだった。

    二人の関係は14年に及んだが、彼女が心臓病で亡くなったときにバルザックはフランスを離れてイタリアにおり、彼女の最期を看取ることができなかった。このことは彼にとっての大きな後悔として残ることとなる。

    説明されているように、バルザックの著作は同時代の女性たちからの評判が高かったのだけれど(« Enfin un homme qui nous comprend » とヨーロッパ中の女たちが言った)、その理由のひとつとして、彼女のような女性との深い交流があり、愛していたことによるだろうと。

    « Elle a été un dieu pour moi, elle a été l’amie, elle a été le conseil, elle a fait l’écrivain. Si je vis, c’est pour elle. Elle était tout pour moi. »
    もとはニンフを意味する« égérie »という言葉を、現在のようにインスピレーションの源となる女性といった意味で初めて使ったのはバルザックであるそう。
  • 先月にイタリアで目にしたオブジェが、かつて香川の四谷シモン人形館・淡翁荘でみた天使を想起させたことを思い出した。

    そのときに見ていた空は、これまでわたしが見たなかで最も青く鮮やかで澄んでいるように感じられた。

    わたしには眩し過ぎるような気もしたけれども、その明るさがなければきっと陰も生まれ得ないのだし、生き延びることも難しいのかもしれない。

  • パリのピカソ美術館にて、ピカソの娘Maya Ruiz-Picassoについての企画展。彼女によって新たに寄贈された作品の展示« Nouveaux chefs-d’œuvre. La Dation Maya Ruiz-Picasso »と、ピカソが描いたマヤに関する作品を中心として、父娘の関係に焦点を当てた« Maya Ruiz-Picasso, fille de Pablo » の二つの展示から成る。

    人形と馬の玩具を持つマヤの姿を描いた« Maya à la poupée et au cheval »(2枚目)は、マヤの顔は彼女の母でありピカソの恋人であったMarie-Thérèse Wlaterに、そして人形の顔はピカソ自身にそれぞれ似ているのだそう。

    地下のギャラリーでは、ピカソの作品をフェミニズム的に捉え直すOrlanの作品« ORLAN s’hybride aux portraits des femmes de Picasso » と « Les femmes qui pleurent sont en colère »が展示中。

  • 🎬 Emily, 2022

    2022年10月14日、Emily Brontëの伝記映画が公開予定とのこと。